Vagrant起動時にChef-Soloの実行を省く
Vagrantの起動時にはChef-Soloが実行されますが、きちんと冪等性をもたせたレシピでもChef-Soloの実行には多少の待ちが発生してしまいます。
そこで今回は起動時間を短縮させるためのオプションを紹介します。
Vagrant起動時にChef-Soloの実行を省くには vagrant up
時に--no-provision
オプションをつけます
もちろんvagrant reload
時にも使えます
--no-provision
はすべてのprovisionの実行を省いてしまうため、config.vm.provision :shell
など別のprovisionも実行されなくなってしまいます。
特定のprovisionを実行させたい場合は、vagrant up
時に--provision-with x,y,z
として実行したいprovisionを指定するとよいです。
$ vagrant up --no-provision # すべてのprovisionが実行されない
$ vagrant up --provision-with shell # :shell provisionだけが実行される