Go Conference 2018 Autumnで発表してきた(3年ぶり3回目)
11/25にGo Conference 2018 Autumnというイベントでフィードバック制御によるGoroutine起動数の最適化
を発表してきました.
Goでの開発時に常に悩んでいたGoroutine起動数に関してフィードバック制御という切り口でKaburayaアーキテクチャと題して解決策を検討したものです. 直前にWSA研向けに研究として再定義したことでGoroutineにこだわらない,より汎用的な問題に対するアプローチとして検討し直すことができ,まだ最適解は模索中ですが,面白いと思っていただける発表ができたのではと考えています.
歴史ある制御工学という分野の手法を用いることで蓄積されたノウハウを活用できると考えていましたが,発表後に早速有意義なアドバイスなど頂くことができ,今後の精度,速度向上並びに汎用化に向けて面白くなってきそうです.
ちなみに開発にあたってGoランタイムを調べていた時の資料も#gocon
ハッシュタグで放流したところ,こちらも好評でしたので改めて置いておきます.
発表を終えて
GoConでの登壇は今回で3回目となりました.ここ数年,自分のキャリアや興味範囲が広がっていく中でも,Go言語はずっと相棒として付き合ってくれる言語でしたし,Go言語を中心に色々な付き合いができていると感じています. そしてその契機となったGoConと,これを継続して開催してくれている運営の方々に本当に感謝いたします.
主催するFukuoka.goでも微力ながらコミュニティの活発化に繋がるよう引き続き"楽しみながら“やっていきたいと思います.
次は海外カンファレンスで登壇するぞう.
Gopherくん
今回で登壇特典のGopherくん全色コンプリート!!