自己紹介

三宅 悠介(MIYAKE Yusuke)

略歴

大学卒業後、地元福岡のSIer勤務を経て、2012年より株式会社paperboy&co.(現GMOペパボ株式会社)に勤務。サービスの運用開発の傍ら、ログ活用基盤 Bigfootの構築に取り組み、サービスを動的に改善していくための仕組みづくりと機械学習に興味を持つ。2017年より同社の研究職へ従事、情報システムの自律適応等の研究に取り組む。2020年10月より九州大学大学院システム情報科学府博士後期課程に社会人学生として進学、2024年9月に同課程を修了。

技術者としては多種のOSSを公開し現在も継続的に開発に取り組む。主な開発言語はGo、Ruby。代表プロダクトとして高速grepツールであるthe_platinum_searcherがある。 また、コミュニティ活動として地域言語コミュニティFukuoka.goの主催を務める。

現在の所属

  • 2021年4月〜現在
    • 情報処理学会 インターネットと運用技術研究会 運営委員
  • 2012年10月〜現在

SNSなど

経歴

  • 2024年9月 九州大学大学院システム情報科学府博士後期課程(情報知能工学専攻)修了
  • 2023年1月 マルチメディア・分散・協調とモバイル(DICOMO2023)シンポジウム プログラム委員 就任
  • 2022年1月 マルチメディア・分散・協調とモバイル(DICOMO2022)シンポジウム プログラム委員 就任
  • 2021年4月 情報処理学会 インターネットと運用技術研究会 運営委員 就任(現任)
  • 2020年10月 九州大学大学院システム情報科学府博士後期課程(情報知能工学専攻)入学
  • 2017年1月 ペパボ研究所 研究員 就任(現任)
  • 2015年7月 GMOペパボ株式会社 アドバンスドシニアエンジニア(現プリンシパルエンジニア) 昇格(現任)
  • 2013年7月 株式会社paperboy&co.(現GMOペパボ株式会社) シニアエンジニア 昇格
  • 2012年10月 株式会社paperboy&co.(現GMOペパボ株式会社) 入社
  • 2012年9月 エコー電子工業株式会社 退社
  • 2003年4月 エコー電子工業株式会社 入社
  • 2003年3月 長崎大学環境科学部環境政策コース 卒業
  • 1999年4月 長崎大学環境科学部 入学
  • 1999年3月 福岡県立福岡中央高等学校 卒業

研究開発

第一著者のものを掲載。共著他についてはペパボ研究所のサイトを参照のこと。

博士学位論文

  1. 三宅 悠介, 多様かつ継続的に変化する環境に適応する情報システム, 九州大学博士学位論文, 2024. [発表資料]

国際会議論文

2024年

  1. Yusuke Miyake, Ryuji Watanabe, Tsunenori Mine, Online Nonstationary and Nonlinear Bandits with Recursive Weighted Gaussian Process, The 48th IEEE International Conference on Computers, Software, and Applications (COMPSAC 2024), pp.11-20, Jul 2024. [発表資料]

2023年

  1. Yusuke Miyake, Tsunenori Mine, Contextual and Nonstationary Multi-armed Bandits Using the Linear Gaussian State Space Model for the Meta-Recommender System, IEEE SMC 2023, pp.3138-3145, Oct 2023. [発表資料]

ジャーナル論文

2022年

  1. 三宅 悠介, 峯 恒憲, Synapse: 文脈と時間経過に応じて推薦手法の選択を最適化するメタ推薦システム, 電子情報通信学会論文誌D, Vol.J105-D, No.11, pp.641-652, Nov. 2022.

2020年

  1. 三宅 悠介, 峯 恒憲, Synapse: 文脈に応じて継続的に推薦手法の選択を最適化する推薦システム, 電子情報通信学会論文誌D, Vol.J103-D, No.11, pp.764-775, Nov 2020.

査読付き論文

2020年

  1. 三宅 悠介, 栗林 健太郎, 変化検出と要約データ構造を用いた利用者の嗜好の変化に迅速に追従する多腕バンディット手法, インターネットと運用技術シンポジウム論文集, 2020, pp.1-8, Nov 2020. [発表資料]

査読付きポスター発表

2019年

  1. 三宅 悠介, 栗林 健太郎, Kaburaya AutoScaler: 多環境での運用性を考慮した自律適応型オートスケーリング制御系, インターネットと運用技術シンポジウム論文集, 2019, pp.114-115, Nov 2019. [論文] [発表資料]

査読無し論文

2022年

  1. 三宅 悠介, 峯 恒憲, 迅速な学習機構を用いて逐次適応性を損なうことなく非線形性を扱う文脈付き多腕バンディット手法, 信学技報, vol. 122, no. 186, AI2022-22, pp. 25-30, 2022年9月. [発表資料]

2021年

  1. 三宅 悠介, 峯 恒憲, 仮想的な探索を用いて文脈や時間の経過による番狂わせにも迅速に追従する多腕バンディット手法, ARG Webインテリジェンスとインタラクション研究会 第17回研究会予稿集, No.17, pp.19-24, Dec 2021. [論文] [発表資料]
  2. 三宅 悠介, 峯 恒憲, Synapse: 文脈と時間経過に応じて推薦手法の選択を最適化するメタ推薦システム, 研究報告知能システム(ICS), Vol.2021-ICS-204, No.9, pp.1-8, Sep 2021. [論文] [発表資料]
  3. 三宅 悠介, 栗林 健太郎, (招待講演) なめらかなシステムと運用維持の未来, マルチメディア,分散,協調とモバイル(DICOMO2021)シンポジウム論文集, 2021, p.1509, Jun-Jul 2021.[論文] [発表資料]

2020年

  1. 三宅 悠介, 栗林 健太郎, 非定常な多腕バンディット問題における変化検出アプローチの線形モデルへの拡張, 研究報告インターネットと運用技術(IOT), Vol.2020-IOT-50, pp.1-8, July 2020.[論文] [発表資料]

2019年

  1. 三宅 悠介, 阿部 博, 栗林 健太郎, なめらかなセキュリティを目指して, 研究報告インターネットと運用技術(IOT), Vol.2019-IOT-47, pp.1-7, Sep 2019. [論文] [発表資料]
  2. 三宅 悠介, 松本 亮介, 利用者の文脈に応じて継続的に推薦手法の選択を最適化する推薦システム, 研究報告インターネットと運用技術(IOT), Vol.2019-IOT-45, pp.1-7, May 2019. [論文] [発表資料]

2018年

  1. 三宅 悠介, 松本 亮介, 力武 健次, 栗林 健太郎, アクセス頻度予測に基づく仮想サーバの計画的オートスケーリング, 情報科学技術フォーラム講演論文集, Vol.17, No.4, pp.7-12, Sep 2018. [論文] [発表資料]
  2. 三宅 悠介, 松本 亮介, Sanny: 大規模ECサイトのための精度と速度を両立した分散可能な近似近傍探索エンジン, 研究報告インターネットと運用技術(IOT), Vol.2018-IOT-42, pp.1-8, Jun 2018. [論文] [発表資料]

2017年

  1. 三宅 悠介, 松本 亮介, 力武 健次, 栗林 健太郎, アクセス頻度予測に基づく仮想サーバの計画的オートスケーリング, 研究報告インターネットと運用技術(IOT), Vol.2017-IOT-38(13), pp.1-8, Jun 2017. [論文] [発表資料]
  2. 三宅 悠介, 松本 亮介, 力武 健次, 栗林 健太郎, 特徴抽出器の学習と購買履歴を必要としない類似画像による関連商品検索システム, 研究報告インターネットと運用技術(IOT), Vol.2017-IOT-37(4), pp.1-8, May 2017. [論文] [発表資料]

OSS

公開中のOSSのうち、GitHubスター数上位のものを掲載。

  • the_platinum_searcher
    • A code search tool similar to ack and the_silver_searcher(ag). It supports multi platforms and multi encodings.
    • Related entries: Blog, Slide, Blog
  • go_design_pattern
    • Design patterns in Golang.
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  • argen
    • An ORM code-generation tool for Go, provides ActiveRecord-like functionality for your types.
    • Related entries: Blog, Slide
  • hoi
    • An easy file/message transfer tool using http file server.
    • Related entries: Blog, Blog
  • smux
    • smux is a socket multiplexer written in Golang. It provides fast communication by efficiently a single connection.
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  • mdt
    • A markdown table generation tool from CSV/TSV.
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他、全てのOSSはGitHub上のリポジトリを参照のこと。

コミュニティ活動・OSS普及

執筆・発表・受賞

商業誌

  • 三宅 悠介, 実践! 先進的インフラ運用 ── 検索してもでてこない,ホスティングの現場で培ったノウハウ【第4回】サービス改善につながるログ活用基盤の構築, WEB+DB PRESS Vol.102, pp.148-155, 技術評論社, 2017年12月23日. ISBN 978-4-7741-9433-2

書籍査読

  • スマートニュース株式会社 立石 賢吾, やさしく学ぶ ディープラーニングがわかる数学のきほん ~アヤノ&ミオと学ぶ ディープラーニングの理論と数学、実装~, マイナビ出版, 2019年07月31日. ISBN:978-4-8399-6837-3
  • LINE Fukuoka株式会社 立石 賢吾, やさしく学ぶ 機械学習を理解するための数学のきほん ~アヤノ&ミオと一緒に学ぶ 機械学習の理論と数学、実装まで~, マイナビ出版, 2017年09月20日. ISBN:978-4-8399-6352-1

Webメディア

受賞

口頭発表(国外)

2019年

口頭発表(国内)

2023年

  1. 三宅 悠介 Go言語でMac GPUプログラミング, Fukuoka.go#19 Reboot, 2023年12月.

2022年

  1. 三宅 悠介 Towards an Adaptive Recommender System, システム情報3MT(Minutes Thesis), 2022年3月.

2021年

  1. 三宅 悠介 go:embedでExplainable Binaryを作る, Fukuoka.go#17(オンライン開催), 2021年6月.
  2. 三宅 悠介 非定常な多腕バンディット問題において効率的に変化を察知する方式の検討, Web System Architecture 研究会 (WSA研) #8, 2021年6月.

2020年

  1. 三宅 悠介 嗜好伝達コミュニケーションの効率化を目指した伝達方式の検討, Web System Architecture 研究会 (WSA研) #7, 2020年11月.
  2. 三宅 悠介 なめらかなシステムの実現に向けて, GMO Developers Day 2020, 2020年7月. [動画]
  3. 三宅 悠介 Go言語でシミュレーション用のシンプルなフレームワークStageをつくった, Fukuoka.go#16(オンライン開催), 2020年7月.
  4. 三宅 悠介 軽量なインデックス機構を用いた全文検索ツールの高速化の検討, Web System Architecture 研究会 (WSA研) #6, 2020年4月.
  5. 三宅 悠介 Adaptiveなウィンドウを求めて 〜サーベイと実装 Go言語編〜, Fukuoka.go#15 + 鹿児島Gophers(オンライン開催), 2020年3月.
  6. 三宅 悠介, 田中 孝明, 白石 憲正, 浜崎 陽一郎, 松口 健司 トークセッション / エンジニアと企業が描く未来のかたち, エンジニアフレンドリーシティ福岡フェスティバル, 2020年2月.

2019年

  1. 三宅 悠介, コマンドラインオプションをパースするコードをコマンドラインオプションから生成するツールをつくった, Fukuoka.go#14+Umeda.go, 2019年10月.
  2. 三宅 悠介, Kaburaya AutoScaler: 多環境での運用性を考慮した自律適応型オートスケーリング制御系, 第五回 Webシステムアーキテクチャ研究会, 2019年9月.
  3. 三宅 悠介, 「エンジニアコミュニティの運営について」パネルディスカッション, Engineer Friendly Space, 2019年7月.
  4. 三宅 悠介, AI(機械学習)ワーキンググループ 成果報告, ペパコンナイト, 2019年5月. [動画]
  5. 三宅 悠介, Ebira: アクセス負荷に応じて継続的にスケーリング基準を最適化する汎用オートスケーリング機構, 第四回 Webシステムアーキテクチャ研究会, 2019年4月.
  6. 三宅 悠介, Go language serverを理解する, Go 1.12 Release Party in Fukuoka, 2019年2月. [動画]
  7. 三宅 悠介, dragon-importsで爆速goimports生活 - プロジェクト Go modules, Fukuoka.go#13+Okayama.go, 2019年2月.

2018年

  1. 三宅 悠介, フィードバック制御によるGoroutine起動数の最適化, Go Conference 2018 Autumn, 2018年11月. [動画]
  2. 三宅 悠介, Kaburaya: CPU負荷に応じて継続的に上限値を最適化する動的セマフォ, 第三回 Webシステムアーキテクチャ研究会, 2018年11月.
  3. 三宅 悠介, Road to your goroutines, Fukuoka.go#12, 2018年10月.
  4. 三宅 悠介, 類似画像検索の裏側 - 機械学習と近似近傍探索 -, ペパボ研究所 in da house, 2018年9月.
  5. 三宅 悠介, 近似近傍探索エンジン Sannyを支える技術, Fukuoka.go#11, 2018年6月.
  6. 三宅 悠介, 分散アプリケーションにおける複数端末利用を考慮したプライベートデータの管理, Hi-Ether Meetup #4 Fukuoka, 2018年5月.
  7. 三宅 悠介, Sanny: 大規模ECサイトのための精度と速度を両立した分散可能な近似近傍探索エンジン, 第二回 Webシステムアーキテクチャ研究会, 2018年5月.
  8. 三宅 悠介, Go言語でオンライン外れ値検出エンジンSmartSifterを実装した, Fukuoka.go#10, 2018年3月.
  9. 三宅 悠介, ペパボにおける研究所の役割 - 研究と開発の相乗効果, 第一回香川大学SLP特別講義, 2018年1月.

2017年

  1. 三宅 悠介, 分散アプリケーションにおける複数端末利用を考慮したプライベートデータの管理, 第一回 Webシステムアーキテクチャ研究会, 2017年12月.
  2. 三宅 悠介, 世代別「働き方」パネルディスカッション, 福岡ゆるっとIT交流会 vol.1「30~44歳向け交流会」, 2017年11月.
  3. 松本 亮介, 三宅 悠介, 栗林 健太郎, トークセッション 「はてなシステム vs なめらかなシステム」, ペパボ・はてな技術大会〜インフラ技術基盤〜@福岡, 2017年10月.
  4. 三宅 悠介, Go in production - case of Gannoy -, Fukuoka.go#9, 2017年10月.
  5. 三宅 悠介, ペパボ研究所 福岡研究開発シティ宣言 トークセッション, ペパボナイト in FGN, 2017年7月.
  6. 三宅 悠介, ペパボ研究所がOneLoveな理由, ペパボ研究所 優しい発表会, 2017年7月.
  7. 三宅 悠介, Mutual exclusion in Golang - Go言語での排他制御 -, Geeks Who Drink in Fukuoka -Go Go Golang Edition!-, 2017年6月.
  8. 三宅 悠介, Goによる近似最近傍探索の実装, Fukuoka.go#8, 2017年4月.
  9. 三宅 悠介, Google Cloud ML を用いた機械学習基盤の構築と運用, GCPUG Fukuoka 5th 〜Machine Learning 祭〜, 2017年1月.

2016年

  1. 三宅 悠介, minne meets Hivemall - ハンドメイドマーケットでレコメンデーション -, 第三回 Hivemall Meetup, 2012年8月
  2. 三宅 悠介, Goによる勾配降下法 - 理論と実践 -, プログラマのための数学勉強会@福岡 #5, 2016年8月
  3. 三宅 悠介, サービスに寄り添うログ基盤 - ログ収集のその先に -, はてな・ペパボ技術大会〜インフラ技術基盤〜@福岡, 2016年7月
  4. 三宅 悠介, サービスに寄り添うログ基盤 - ログ収集のその先に -, はてな・ペパボ技術大会〜インフラ技術基盤〜@京都, 2016年7月

2015年

  1. 三宅 悠介, 15万人の作家を支えるサービス開発の裏側, e-ZUKA Tech Night vol.34 - minne’s backside -, 2015年11月
  2. 三宅 悠介, 15万人の作家を支えるサービス開発の裏側, 「minne」技術戦略カンファレンス, 2015年10月 [動画]
  3. 三宅 悠介, Go製ツールのイロハ, 第2回ペパボテックカンファレンス【福岡】, 2015年7月 [動画]
  4. 三宅 悠介, Generative Programming in Go, Go Conference 2015 summer, 2015年6月
  5. 三宅 悠介, ダウンタイム・ゼロを支える技術 in Go, Fukuoka.go#7 ソースコードリーディングの会vol.1, 2015年4月

2014年

  1. 三宅 悠介, [Go Conference 2014 autumn の解説], Fukuoka.go#6+GoCon二次会, 2014年12月
  2. 三宅 悠介, [Go 1.4 Release Notes の解説], Fukuoka.go#5, 2014年11月
  3. 三宅 悠介, [mattn/go-sqlite3 の解説], Fukuoka.go#4, 2014年10月
  4. 三宅 悠介, TravisCI for Gopher, Travis CI Meetup in 福岡, 2012年9月
  5. 三宅 悠介, [Twelve Go Best Practices の解説], Fukuoka.go#3, 2014年8月
  6. 三宅 悠介, 実践Go - ツールの作成から配布まで, Fukuoka.go#2+Fukuoka.rb, 2014年8月
  7. 三宅 悠介, 速習Go, Fukuoka.go#1, 2014年7月
  8. 三宅 悠介, CI with Drone.io, 仮想開発環境とか勉強会(Vagrant/Chef/docker/Jenkins), 2014年6月
  9. 三宅 悠介, pt&Goroutines, Go Conference 2014 spring, 2014年6月

2013年

  1. 三宅 悠介, ZendFWでテストやろうぜ!, 2013年2月

2012年

  1. 三宅 悠介, ゼロからわかるgit-flow, SwimmyStudy #9 Jenkins実践入門 vol.3, 2012年8月
  2. 三宅 悠介, 振る舞いのよいAndroidアプリのために。BundleSaver。, Android Night in Fukuoka vol.28, 2012年8月
  3. 三宅 悠介, AndroidのSparseArrayは本当に速いのか測定してみた, (Android Night in Fukuoka vol.27), 2012年7月
  4. 三宅 悠介, さくさくAndroid開発, Android Night in Fukuoka vol.25, 2012年5月